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ひとことで言えるキャラクター 「性格の悪い弁護士」Netflix 九条の大罪



脚本家プロレスの田中悠平です。告知企画も二周目。ここからは参加作家が話題作について話していきます。私はNetflixでランキング一位になっていた 「九条の大罪」 を見ました!





いやぁ、ずっしり重たい。。。終わり方も続編を匂わせるような終わり方で早くも楽しみです。まずはAIにこの作品の魅力を聞いてみたところ、以下のように返ってきました。



Netflixドラマ『九条の大罪』の面白さは、法と倫理の境界を描く緊迫したリーガルサスペンスと、柳楽優弥演弁護士・九条の「悪徳」とも言える型破りなスタイルが現代社会の闇をえぐる点。真鍋昌平原作の「底辺のリアル」を、スピード感ある映像で描くヒューマンドラマである。 



では、「九条の大罪」を脚本の視点で見るとどうなるでしょうか。




「性格の悪い弁護士」

ひとことで言えるキャラクター 



「人物が描けていない」というツッコミ。 脚本を書く人であれば、一度は言われた、見聞きした経験があるかと思います。私はそのたびに「話がおもんなくてどうする!」と内心葛藤していました(この件はまた別の席で話したいですが笑)。



キャラクターをないがしろにするなんて言語道断と理解しつつ、だがそのキャラクターが活きるストーリーの波に乗せてあげなければ、視聴者が目にする「サーフィン」そのものがこじんまり見えて、退屈させてしまうのではないか、というのが私が勝手に思っていることです。身の程知らずですが、ここは脚本家プロレスなので笑。



とはいいつつ、自分も魅力的なキャラクターを生み出したい!と思っています。キャラクターにまつわるもので最もよく言われるのは、「大きく一言で言ったら何か」というもの。



「主人公は朝ごはんはご飯派?パン派?」「歯を先に磨くの?食べた後なの?」みたいな具体的なものは大事!でもそれはあくまで枝葉の部分。その人物がどんな人なのか、わかりやすく、一言で言うとどうなのか……。ついつい気になって、想像が広がるようなものが理想です。



ここで「九条の大罪」 の予告編をご覧ください。




11秒目!さっそく来ましたね。そうです、「性格の悪い弁護士 」。弁護士という、頭が良くて・正義の味方!というイメージとは真逆。



「え!何すんの!?」という興味が掻き立てられます。また本編を見られた方は、この九条の立ち振る舞いや発言にそのキャラクターを見たのではないでしょうか。



この作品は九条の事務所に来たエリート出身、正義感溢れる「烏丸」という、いわば「(比較的)一般的」なキャラクターが登場します。烏丸を通して見られるというのも、視聴者が「九条に置いていかれない」仕掛けとなっているのではないかと思いました。そしてその烏丸にも複雑な背景があり。。。





そんな「性格の悪い」九条ですが、ゆるぎない信念があります。それは「善悪ではなく、依頼人を守る 」ということ。時にそれは他者の救いになるようなときもあります。結局、善悪って何なの?と問いかけているのでしょうか。



以上、ネタバレを恐れながら書きましたので、あたりまえだろ!と思われてしまっていたら申し訳ないですが、より魅力的なキャラクター描きたい、と改めて感じました!



ついつい人物を自然に歩かせる・座らせると、何でもない行いをさせてしまいそうになりますが、九条が住んでいるところ、朝食べているもの(本編にて確認ください)は確かに九条のそれだったなと思います。



あなたの好きなキャラクターは一言で言うとなんですか!?脚本家プロレスまで、もう一か月。それでは会場でお会いしましょう!

 
 
 

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